白石島の海開きが近づいてきました。
白石踊の体験講座も始まります。
そんな7月も白石島へ行きます。
-1日の過ごし方-
7月11日(日)の9:10に笠岡港発の高速船で白石島入り。
午前中に棉畑の作業(草抜き)と手織り体験を織り部の皆さんと行います。
種とり、糸紡ぎ、コースターの手織りもできます。
午後はシーカヤックで白石島を1周して、
17:05の普通船で笠岡港まで戻る日帰りツアーです。
昼食はカヤックで移動中に島の隠れビーチを探して食べます。
参加費:1000円(500円は白石手織り教室へ、500円はタブララサへ)
別途、シーカヤックのレンタル代3000円がかかります。(1000円/時間で3時間利用予定)
持ち物:動きやすい服、スニーカーなど動きやすい靴、カヤック時に着る水着と濡れてもよい服、昼食。
ぜひ白石島を楽しむ1日を一緒に過ごしてみませんか。
現在、5名ほど参加予定です。
お問い合わせは、nporasa@yahoo.co.jpまでお願いします。
また、白石島での日頃の活動については、
こちらのブログをご覧いただくとより詳しくわかると思います。
企画:NPO法人タブララサ
担当:金田
- 2010/06/28(月) 12:57:49|
- ラサ×白石島
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
か んきょうに
い っしょうけんめいな
わ かものの
れ んけい
「かいわれ」という集まりがあります。
2ヶ月に1度くらいのペースでゲストを呼んでの勉強会。
この会を始めた柏原さんは、「この会では10年つながる関係を築く」と言ってます。
環境問題って長い目が必要ですもんね、、、。
「かいわれ」は特にゴールを定めているわけではないのですが、
意識ある人が集まって話す、というこの場は相当貴重。
ゆるいつながりが持てる場で、参加するたびにやる気になって帰ります(笑)
昨日のかいわれは、NPO法人愛媛グローバルネットワークの竹内よし子さんがゲスト。
アフリカ モザンビークへ放置自転車を送る活動をしていらっしゃいます。
国内内戦終結後、市民の手に残された武器の95%は爆破処理されるのですが、
5%は平和を訴えるアート作品へ姿を変える。
銃との交換物資として、自転車を送る運動をしているのです。
国際協力って、何ができるんだろう?とか
遠く離れたところよりもまず日本では?とか、
いろんな意見があると思います。
同じく国際援助活動をされている岡山のAMDAのお二人が加わった、
後半のトークセッションで、スッキリする答えがありました。
「問題の本質は、「知らない」ということ。
武器はどこでつくられているのか、お金はどう動いているのか。
ということをたどると、先進国に必ず行き着く。
それは、知ろうとしないとわからないこと。」
これが、先進国に住んでいる私たちが国際協力(援助)に関わる必要性でしょうね。
「自分がHAPPYである仕事をチョイスしたら、国際協力(援助)だった。」
これが、活動を続ける理由ですね。
そして、愛媛グローバルネットワークもAMDAも、「仕事」として
取り組んでいる。
ホントにすごい!
また今回のかいわれで元気もらいました~

愛媛グローバルネットワーク
http://www.egn.or.jp/AMDA
http://amda.or.jp/かいわれ
http://blog.canpan.info/kaiware2/
- 2010/06/25(金) 16:09:00|
- いろいろ
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
夏至が近づきました。
各地でキャンドルナイトが催される季節です。
タブララサは夏至ではなく、七夕にイベントのキャンドル演出をすることになりました!
舞台は由緒ある、
吉備津彦神社。


拝殿では、物語の朗読やライブなどが行われます。

その舞台の周りを、キャンドルで演出。
今回は初の試みで、 「立体的な何か」 を作成します。
歴史ある、神秘的な空間。
他ではなかなか味わえないキャンドルナイトになるはずです。
七夕の夜、現実離れしに来てみてください
吉備津彦神社 七夕&キャンドルナイト2010
日時 平成22年7月7日(水) 午後7時~9時頃
場所 吉備津彦神社 境内 (岡山市北区一宮1043)
催事 朗読ART 「かぐや姫」 出演:中山美保と「花音」KANON
音楽 音薬師 RON 出演:音薬師 RON(ロン)
ゴスペル 出演:Womb CHOIR (ウームクワイヤー)
- 2010/06/16(水) 13:00:07|
- キャンドルナイト
-
| トラックバック:1
-
| コメント:1
6月9日(水)に神戸芸術工科大学が行われた建築家の伊東豊雄氏の講演会を聴きにいきました。
せっかくなので、その前に三宮に寄り、アースデイ神戸2010でタブララサのリユース食器を導入してくれた
矢野さんと一緒に昼食。
その後、栄町エリアなど神戸のオシャレな雑貨屋を巡り、こんな事務所だといいなと夢を膨らませました。
気に入ったのは「栄町ビルディング」。
いつかタブララサの事務所がこんな素敵な空間になればいいな。
そして目的の講演会へ。

テーマは「瀬戸内の島でやりたいこと」。
しまなみ海道の大三島(今治市)に建設中の「伊東豊雄建築ミュージアム」についてのお話。
今治市の市報に詳しいです。
こちら(PDF)このプロジェクトが始まるまで大三島には行ったことがなかったそうです。
きっかけは、
ところミュージアム大三島。
この小さな美術館の持ち主であった所さんが市に美術館を寄付され、今治市でその傍にもう1つ美術館を作りたいとなり、それの設計依頼が最初。
その話が最終的に今の形に。オープンは来年7月の予定とのこと。しまなみ海道を渡る楽しみが一つ増えました。
伊東さんが大三島を訪れたときの感想として、
島の方たちが振る舞ってくれた牡蠣がとてもおいしかったと話してました。
海がきれいで食べ物がおいしくて人が優しいというのは、ほんとにどこの島でも言われることです。
それがほんとのことなのでしょう。
(東京からだと)、「行くのは大変。でも行ってしまえば楽しい。」とも。
そんな前置きの後、まずこの建築ミュージアムでやりたいことを話されました。
1.展示・・・TOYO ITOとその時代
2.教育・・・若い建築家の育成、小学生の建築教育
3.まちづくり・・・今治市を考える
4.アーカイブス・・・TOYO ITOのアーカイブ作り
中でも2.教育への思いを強く感じました。
若手建築家に大学ではできないことを教えたい。
学生や子どもたちと関わり、まちのことを考える。
それを瀬戸内の今治でやりたいというのはとても嬉しい大きなことです。
伊東さんが育った長野県の諏訪で小学生と公園作りのワークショップをされたとき、
ひとりの男の子が、伊東さんにアイデアを褒められたことがきっかけで、
それ以外のすべてのことに対しても、自信を持って振る舞えるようになったそうです。
また、小さなときに自分の住む町のことを考えることにはとても大きな意味があるとも言われてました。
そして話はベルギーでのいくつかの案件へ。
木をその形態に留めず、生成する秩序として建築のモデルにできないかとチャンレジした話や、「本のまち」をコンセプトした図書館のプロジェクトの話など。
そんな経験から、海外(ベルギー)と日本では建築に対する市民の理解度が違うのだと。
ヨーロッパの人は建築を愛しているし、信頼している。
日本は「早くてキレイ」にできるけど、それは十分な議論を重ねないからではないかという言葉。
それらの経験を踏まえ、今は子どもたちと話をすることが面白いという話へ。
たった1日の関わりで、子どもたちが自信を持って振る舞えるようになった。
それだけで、10年後が違う。
そんな子が1人いるだけで全然違う。
1人でも理解のある人がいるだけで、プロジェクトが違ったものになるそうです。

最後に、表題の「瀬戸内の島でやりたいこと」へ。
そこで言われたのが、伊東さんが育った諏訪湖畔とこの瀬戸内海はネガ/ポジの関係にあるということ。
閉じた湖の回りの陸地と、開かれた海の上の島という対称性。
ルーツやずっと考えてきたことが、この瀬戸内でできるのではないかという期待を持たれているのがよく伝わりました。
感想(金田)
・調べてみると、総工費のうち5000万円も、伊東さん自身が出資する。これは驚き。
・丹下健三の出身地が今治市であること。
・「本のまち」の話を通じて、事務所としてどんな風にプロジェクトが出来上がっていくのかを詳しく話してくれました。
スタッフがぱっと共有できるイメージ(=本のまち)が生まれた瞬間に、すっと進んでいくというのは、建築に限らず、どんな場面にも当てはまる大切なことだなと感じました。
・子どもと関わることは、子どもにしか考えることの出来ない発想やアイデアがあり、そのことをとても尊重していたのが印象的。
「僕らが考えて難しいことを子どもなら考えることができる」という言葉。
感想(河上)
質疑応答で、神戸芸工大の学生から質問が出ました。
学生 : 「私たちも、子供向けのワークショップをしていくつもりなのですが、
伊東さんは、子供ワークショップの目的やゴールはどのように設定していらっしゃるのでしょうか?」
伊東氏: 「現在の日本は建築の見方が偏っていると思う。子供のうちから建築に触れることで、
数多くの子供たちの中から、一人でも二人でも、本物の建築がわかる人間が出てくれたら
それでいいじゃないですか。」
確実に目に見える建築を作る人が、
目に見えない、先の遠い、だけどとても希望の持てる感覚で話されることに、
心動かされました。
「20世紀の建築は、余計なものを排除したもの。
それが多数の建築物の建設に役にたってはいる。
ただ、同じような建物ばかりの中で、建物も人もうずもれてしまっているのではないか。」
「建築をもっと楽しく面白いものにしたい。」
「建築の中にいて、どうやったら外にいるように、明るくのびのび過ごせるか。」
「自然との関係を建築化する。」
「自然と一体化して、自然と交感しながら人が集まる場所。
最低限の隔たりが建築、というのが理想。」
最初から最後まで穏かな講演会。
でも内容は研ぎ澄まされている。
日本の巨匠とよばれる人が、伊東さんのような人で本当によかった!
- 2010/06/10(木) 12:49:32|
- 瀬戸内
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
旅館のエコプロデュースで、倉敷の旅館御園内に
タブララサが「御園のカフェ」をオープンさせています。
旅館という性質上、県内県外、国内海外問わず人が集まる場所。
エコとは直接関係は無いですが、
今年の瀬戸内の一大イベントである、「瀬戸内国際芸術祭」を
御園で発信しています。


貴重なこえび新聞も全3号ありますよ♪欲しい方は御園のカフェに是非どうぞ。
海外からも注目される「瀬戸内国際芸術祭」。
瀬戸内のレベルアップは岡山のレベルアップ!
「岡山をもっとおもしろく」と想うタブララサとしては、一押しのイベントです。
この芸術祭には、準備の段階から、誰でも関わることが出来ます。
1日だけ手伝う、とか、島には行けないから広報としてみんなに広める、というのでもOK。
興味がある方は、是非ボランティア部隊「こえび隊」に登録して、芸術祭を盛り上げましょう!
こえび隊↓
http://www.koebi.jp/旅館御園 ブログ↓
http://misono21.sblo.jp/
- 2010/06/02(水) 14:14:34|
- エコプロデュース
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0