「奈良人による、奈良人(と奈良に興味がある人)のための、奈良に関わる場」編こんにちは!理事の河上です。
9月から毎月一度、出張で奈良に通っています。
奈良。思い浮かべるのは大仏と鹿。奈良についての知識レベルはその程度だった私。
でも、さすが1300年の歴史。奈良はとってもディープです。
私が体験した奈良の一部を3回に渡ってご紹介。
まずは、奈良の街に関わるきっかけを作りだす、ユニークな集まりについてです。
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11月、奈良に一週間滞在していました。
とある奈良の活動について、興味がある人向けの説明会をするので来ませんか?とのお誘いが。概要を聞くと、タブララサに関わっている身としては、興味がありすぎる内容だったので、またとないチャンス。
平日18:30、市内のカフェで参加させてもらったのは、「編集奈良」についての説明会。

奈良に縁のある会社員・事業者・公務員・学生など、様々な立場の方が関わり「これからの奈良」を創るプロジェクトが「編集奈良」。
テーマは「奈良がもっと楽しくなるために」。
具体的な活動は、
・奈良の地域情報サイト「ならマガ」発信
奈良のニュースを取材し、記事を発信。Twitter
@naramaga_news
・プレゼンイベント「PechaKucha Night NARA(ペチャクチャナイト)」の開催
かの有名な世界的プレゼンイベント。奈良では編集奈良のプロジェクトとして開催。
・奈良について議論する場づくり
これからの奈良を考える「奈良未来会議」、奈良の観光について学び議論する「奈良観光会議」など。
・人と人をつなげる場としてのイベント
奈良で働く新入社員や大学生を歓迎・応援する「奈良合同新人歓迎会」、奈良の学生同士がつながる「奈良の学生つながるDAY」など。
・「編集奈良 in 東京」
奈良の情報を首都圏で伝えるイベント
・奈良で開催されいてる他のイベントにスタッフとして参加
「なら燈花会」(タブララサメンバーも行ったことがある!)、「なら国際映画祭」などのイベントにスタッフとして参加

たくさんプロジェクトがあるので、興味がある人はまず説明会で詳しく話を聞いて、参加するかどうかはそれから決めてくださいね、というのが「編集奈良」のスタンス。だから説明会の参加もとても気軽だし気楽。問い合わせは多く、毎週説明会を開いているとのこと。すごい。
私がお伺いした日の参加者は学生4人、社会人3人の7人。
「奈良にずっと住んでいるけど、奈良のことを全く知らないのももったいないと思って、、、」とか、
「銀行に勤めていて中間管理職になったので、現場(地域)のことは部下がメインで担当している。自分でも地域の動きをもっと感じていたいから参加してみたい」とか、
「大学の単位も取り終えて、加えてコロナもあって、時間がありすぎるから何かしたい」
とコメントされていて、「尊い、、、」と思った次第。
「編集奈良」全体としても、学生と社会人の割合は半々程度なのだそう。女性と男性の割合も半々。コアメンバー約20人、都合が良い時に参加できる人約50人、スタッフ登録は全体で約400人とのこと。
代表の高松さん曰く、
「奈良の個性的な人・コト・モノを伝えて、知るきっかけを作るのが『編集奈良』。奈良の関係案内所です」。
みんな仕事や学校がありながらの参加なので、
・緩やかな繋がりであること
・仕事と遊びの間
という感覚で参加できるのが堅苦しくなくて良いな、と思うところ。
でも、
・取材やライティングなどの経験になる
・もし実現したいプロジェクトがあれば、編集奈良のプロジェクトとして実現可能(企画審査あり)
という点は、何かをやってみたい人たちの受け皿となる街の貴重な存在。
「タブララサとの共通点がいくつもあるな」と、親近感を強く感じました。
そして、「編集奈良」というネーミングに頷けるものがあります。街をあらゆる角度から切り取り、光をあて、組み合わせ、つなぎ合わせていく作業は、まさに編集。その作業から、新たな気づきや思いもよらない展開が生まれたり。そして続けているとバックナンバーが蓄積されて、なんらか形になっているかも。つくづく良いネーミングだなぁ。ロゴマークは、びっくりマークでもあるし、ペン先もイメージされているそうです。丸い部分がインクで、よーく見ると完全な円ではなくて、液体っぽい波打ちがあるんですよ!
代表の高松さん、実は奈良市の公務員。編集奈良の活動は完全に個人のライフワークとして動いているとのこと。
高松さん自身の経歴もとってもユニーク。「教育で地域を良くしたい」との思いを抱きつつ、教師になる前に会社員として名古屋の企業で働く→奈良にUターンし、数学教師に→「地域で働きたい人が働ける環境が必要」と思い、公務員に。同時に編集奈良を設立(2018年)。
高松さん自身についてはかなり濃いお話が伺えそうなので、またインタビューをさせてもらうことにしましょう。
どうぞお楽しみに。
岡山で何かしたい人、気軽にタブララサに尋ねてくださいね。
私たちも、岡山の関係案内所(「編集奈良」の真似!)になれればいいな、と思っています。
編集奈良Facebookページ
https://www.facebook.com/pg/connectnara/編集奈良メンバー募集ページ
https://activo.jp/articles/68925?via=user102584
- 2020/12/02(水) 23:50:09|
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